性器ヘルペスになると初期にはどんな症状が出てきて気づくことが多い?

2020年01月07日
葉の上にある薬

性病の一つである性器ヘルペスは、ヘルペスウイルスによって感染をし、一度感染をすると体の中に残り、体調が悪い時などに再び活発化し症状を引き起こします。性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス2型によって感染をしますが、実際のところ8割ほどの人にはすぐに症状が現れてきません。感染して数年もしくは数十年してから症状が現れてしまうこともあります。

性器ヘルペスの初期症状は女性と男性とでは違いがみられます。女性の症状はまず外陰部や子宮頸部、膣の入り口や会陰部に小さく浅いただれや水疱が現れます。男性よりも女性の方が重いことが多く、排尿痛や排尿困難、歩行がしにくいといったことが起こり、膀胱炎をおこしやすくなります。ひどい場合は水疱や潰瘍がたくさんできてしまい、全身倦怠感と共に発熱をし、入院に至ってしまうこともあります。

男性は陰茎の亀頭部分や包皮、冠状溝などに現れますが、太ももの付け根付近のリンパ節が腫れます。小さな水疱が数多くできて痛みと共にかゆみが生じますが、水泡自体の大きさは均一ではありません。女性ほど排尿する際の痛みは伴いませんが、水疱が亀頭部分に多い場合はしみるなどの痛みを感じます。

初期症状は重いことが多いのですが、感染したことに気が付かないケースもあります。個人差が大きいのも特徴であり、おおよそ10日程度の潜伏期間を経て気が付くことが多いです。陰部を中心に水ぶくれや潰瘍ができた場合は性器ヘルペスを疑い、検査を受けると良いでしょう。症状自体は2週間から4週間程度ですが、まれにインフルエンザのようなひどい悪寒と発熱が起こることがあり、反対に、虫刺さされやあせものような小さい水疱のこともあります。

症状には、急性初発型と慢性再発型、無症候型そして誘発型の4つのパターンがあり、ヘルペスウイルスに初めて感染した場合は急性初発型となります。この型の場合、2日から10日程度で軽くかゆみを感じ、次第に倦怠感、そして性器部分に発赤や発疹、水疱が出てきます。できるだけ早くに治療を開始すれば1週間程度で軽快していきますが、急性初発型の3分の1程度の人は慢性再発型になってしまいます。そのため再発率が大変高いのが特徴といえます。

性器ヘルペスに感染した初期は、ウイルスが入り込んだ部分にむず痒さを感じ、そのかゆさの数日後に水泡ができてズキズキとした痛みを覚えます。痛み自体は10日程度続き、その間我慢できないほどの痛さになることもあります。徐々に乾いていき治ってくるのですが、ヘルペスウイルス自体は神経などに潜んでいます。